木製コースター・アクセサリートレー「枯山水」
今回作ったのは「枯山水」のコースター・アクセサリートレーです。
当初はコースターと思って作ってたんですが、完成品見て「アクセサリートレーでもいいのでは?」と思ったので用途はお好みで…ww
今後Youtubeに製作動画アップ予定です。
アップしましたらこの記事の修正とお知らせの記事もアップしますので、そちらもよければご覧ください!
+.-.+.-.+大まかな手順+.-.+.-.+.-.+
1. 木を削って砂紋の形を作る
2. 塗装する
3. 石やレジンなどで飾り付け
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簡単3ステップです。
詳しい手順と使用した道具などを紹介していきます。
1. 木を削って砂紋の形を作る
①木に下書き
今回材料には木製のコースターを使用します。
何かと使える木の板なのでまとめ買いしてます。
注意点は、直線は木目の方向に合わせること!
削るときの削りやすさや完成した時の見た目が段違いです。
溝は2mm幅で作成してますが、これもお好みですね。
これはセンスが問われるので難しいところですが、サイズが違う円を配置して残りを直線で埋めればそれっぽい…かな?
流線模様みたいなのも入れればデザインの幅も広がりそう。
後で削って溝になる部分は黒く塗りつぶしておくと、削るときに見やすいです。
ちなみに、↑の写真は消しゴムハンコで模様を作ってポンと押してます。
コースター5枚セットくらいで知人にプレゼント予定なので同じ模様になるようにこうしましたが、手書きで全然OKですよ。
1枚1枚模様を変えても面白いしね。
ボードゲームの方の「枯山水」的に並べて飾るのも楽しそうかも?
②木を削る
彫刻刀で彫ってもいいですが、今回はハンディータイプのルーターを使用しました。
電動工具バンザイ。
ミニルーターも小さいのやら本格的なのやら色々ありますが、見た目とネットの評判と補助ハンドルがあるので↑を愛用してます。
※2021/06確認したところ、販売終了してる雰囲気が・・・お好みのミニルーター使ってください・・・(´・ω・`)
機械好きなんで工具のモーター音たまらん・・・
これより軽いの、小さいの、色々あるんで好きなの選んで皆で使おう電動工具!
ちなみにちょっとだけ彫刻刀も使ってみましたが、材料にしたコースターと相性が悪いのか、尋常じゃない毛羽立ちが起こるのでボツでした。
木目に沿った直線部分ならまだしも、曲線部分は非常にやりにくいので、結局ルーター一択でした。
下書きした線をなぞっていくだけの簡単な作業です。
機械の連続使用時間超えないように、そして体のためにも休憩を挟みながら削りましょう。
今回削るのにかかった時間は休憩込みで1時間程度でした。
③表面を整える
木目によっては削ったところが毛羽立ったり、削るときに溝が多少歪んでしまったりすると思うので、やすり等で表面を整えます。
今回はルーターの先端を少し太いタイプのものに付け替え+低速にして整えました。
丁寧にヤスリかければきっともっと綺麗になると思いますが、自分のやる気・根気と要相談で。
2. 塗装する
①アクリル絵の具で塗装
今回は「枯山水」がテーマなので色は当然“白”。
真っ白にしたいので、水の使用は最小限にして、二度塗りしました。
一度塗りで木目がうっすら透けて見える感じも温かみがあって悪くないので、お好みですね。
今回は目指せ真っ白!
②ラッカースプレーで仕上げ
アクリル絵の具なので耐水性があるとは思うのですが、後にコースターやトレーとして使用した場合の掃除のしやすさや表面の質感を考えてラッカースプレーで仕上げます。
できれば屋外で作業しましょうね。
今回は雨・雪・風で外で作業しにくかったのでリビングでやりました。
ものっそ臭いだろうと覚悟してやりましたが、思ったほどではなかったです。
とはいえ体にはよくなさそう。
スプレーの使用方法に「二度塗りで仕上げる」的なこと書いてあったんで、こちらも二度塗りしました。
「というか最初からカラーのラッカースプレー使えば楽じゃね?」とか言わないでください。
家にあるもので作るのもまた味ですよ。
(”味”って言えば多少の手抜きは許される・・・)
3. 石やレジンなどで飾り付けて仕上げ
何を使用するかはお好みですね。
無骨な感じの石を使えば「枯山水」っぽくなるし、あえてレジンで作ったクリアなものでも可愛い雰囲気になると思います。
私は円の中心に配置するのが無難にうまくまとまる気がしますが、どうでしょう?
アレンジ力が試されますね。
接着は、接着剤・グルーガン・レジンなどお手持ちのものでどうぞ。
こちらはレジンで作ったドロップ型を配置してみました。
これはこれで可愛らしさがあるので女性受けしそう。
作り方や材料次第ではリングピロー的な使い方もできないかな?
本物の石を拾ってきてもよいと思いますが、こちらのプロトタイプを作ったときには手元になかったため、レジンの結晶型で作った黒い石を使用。
おじさんが晩酌の時にコースターに使ってても割と似合うと思います。
パパへのプレゼントにもありかも。
表面に緑を配色して苔むした感じにしてもよかったかなぁ。
絵の具一度塗り+ラッカースプレーなしなので表面のザラつきが分かりやすいですね。
作りながら浮かんだ徒然なるアレンジ案
①「枯山水」ではなく「水面」
下書き段階で直線模様をなくし、円形だけにする。
色を白でなく水色っぽくすれば水面ぽい雰囲気になる?
更に、イラスト得意なら水中にいる金魚や鯉を描けば幅が広がりそう。
②より「枯山水」に寄せるには
フェイクモス(人口の苔)をうまく配置すればより「枯山水」感が出せるかも。
石の足元に苔があるイメージなので。
渋さが出るかなーって。
今回はたまたま家にあるもので着想したので、全行程でも半日ちょっとくらいで製作しました。
枯山水いいですよね~モチーフとして使いやすいし、シンプルな割に様になるし。
古典的にも現代風にもアレンジしやすそうだし。
また次回も楽しく作っていきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!